【ヨシノのうっかり事件簿その1】

町内会の仕事を引き受けることになったわ。名簿作りもAIにやってもらえばラクだよね。名前、住所、電話番号を入力……っと


ヨシノさん、それNGです

えっ、ダメなの? なんで???
個人情報・機密情報は入力しない

理由は、入力したデータがAIの学習に利用され、将来的に他のユーザーへの回答に混ざって漏洩するリスクがあるからです。

それは怖い…気をつけなきゃ!
これはNG
- AIに相談や質問をする中で、自分や他人の本名やその他の個人情報を書くのはNG
- 仕事の資料を個人で利用しているAIに読み込ませて編集や要約をさせるのはNG
- 地域の情報をまとめるために、公開されていない資料をAIに読み込ませたり入力したりするのはNG
- 契約書等自分や他人の個人情報が含まれる書類をAIに読ませて要約させるのはNG
対策
- AIを仕事に使う場合は、職場で許可されているアプリで決められた使用方法を守る。
- 名前や住所は「Aさん」「〇〇市」などとぼかして入力する。
- 相談ごと等の内容も個人を特定できないようにぼかして入力する。
【ヨシノのうっかり事件簿その2】

AIの画像生成ってほんと便利。好きなキャラクターの絵を読み込ませて、髪型だけ変えてSNSのアイコンにしよっと


ヨシノさん、それもNGです!

え~、SNSでよく見かけるよ? 商用利用じゃなければいいんじゃないの?
著作権や肖像権の侵害に注意
著作権を侵害する生成
AIに特定の漫画家やアーティストの絵柄を模倣させる行為は、たとえ商用利用しなくても、著作権法やパブリシティ権の観点から問題となる可能性が高い。特にSNSのアイコンとして使用する等、他人の著作物をもとに生成した画像等をインターネット上へ公開することは控えよう。
他人の写真を無断でAI加工・公開
他人の顔を勝手にAIで加工して画像や動画を作り、SNSにアップする行為は、「肖像権」「プライバシー権」「パブリシティ権」の侵害に加え、内容によっては「名誉毀損」や「著作権侵害」に該当する可能性がある。
AIの回答をうのみにしない
AIは間違えることがある
AIは人間には簡単に思えるような数の問題を間違えることがある。
法律、医療、税金の計算といった正確さが求められる重大な判断をするとき、AIの回答だけを頼りにするのは危険。

いずれAIがどんな問題も間違えなくなる日が来るかもしれませんが、それまでは大事な調べものや判断には人間のチェックが必要です。
ハルシネーションに注意
ハルシネーションとは、生成AIが事実とは異なる情報を「もっともらしく」自信満々に回答する現象のこと。
現実には存在しないものや言葉について説明を求めると、以前は簡単におもしろいハルシネーションを見ることができた。現在は改善されつつあり、ハルシネーションを再現しにくくなっている。

まちがえたり、「わからない」って言えずに作り話をしてしまったりするって、なんだかAIに親近感がわくなぁ…
対策
- AIは間違いや勘違いをすることがあるため自分でも確認する。
- AIはもっともらしい作り話をする場合があるという特性を理解して利用する。
- 事実を調べる時はWeb検索、アイディア出しにはAI等と使い分ける。
AIへの依存に注意
AIに頼りすぎ
便利だからといってAIに頼りすぎると問題が起こる可能性がある。
- メールの文面や企画書、プログラミングコードの作成をAIに丸投げして自分で確認せず、間違いに気づかないまま仕事を進めてしまう
- 自分で文章を考えたり調べたりするのが面倒になる
- 重要な決断も自分で決められずAIに任せてしまうようになる

あまりにも頼りすぎると、AIの助けがないと何もできない人になってしまいそうで怖いね
感情的な深入りや依存
どんな悩みや愚痴を言っても自分を肯定してくれるAIに精神的に依存してしまう例も。現実の人との関係がおろそかになってしまうといった問題が起こる可能性がある。

AIの特性を知って、トラブルになりそうな使い方は避け、AIのいいところを上手に引き出して役に立ててくださいね。


